19.12.29 2019年感謝 一致すること

19.12.22 クリスマスおめでとうございます

19.12.15 悪口を言わない

19.12.08 流行

19.12.01 思いやる心

19.11.24 主にあってできる

19.11.17 和解の力

19.11.10 ネット中傷

19.11.03 無関心

19.10.27 一歩踏み出す勇気

19.10.20 見えない神

19.10.13 交わりは楽しい時間

19.10.06 時間を活かす

19.09.29 聞くことは与えること

19.09.22 痛み

19.09.15 大規模停電

19.09.08 ことばの力

19.09.01 スマホ依存症

19.08.25 見守ってほしい

19.08.18 成熟した完全な者

19.08.11 猛暑

19.08.04 夢中になること

19.07.28 黄金律

19.07.21 覚えてくれている

19.07.14 夏のうぐいす

19.07.07 退職代行



「エペソ4:3 平和の絆で結ばれて、御霊による一致を熱心に保ちなさい。」

イエスだけ

 2019年を主にあって感謝します。今年のテーマは「イエスだけ」でした。イエス様だけを見上げて歩んだ1年間であったことを主に感謝します。神様からたくさんの祝福がありました。多くの方が救われました。オイコス休暇、キャンプなど楽しい交わりがありました。働き人が起こされました。それぞれの問題が解決し、必要が満たされ、病が癒やされました。
 そして、先週はクリスマスコンサート&メッセージが開催されました。多くの方が参加してくださったことを感謝します。またお祈りを感謝します。来られた方が、「今年は特に歌声が一致していてよかった」と言われていたと聞き、神様に感謝しました。しかし、この「一致」というのは、歌声だけではなかったと思います。

賜物が用いられた

 クリスマスコンサート&メッセージでは、本番を迎えるために、多くの働きがありました。日曜日の練習では、会堂に多くの奉仕者が集まって、本番の通りに何回も練習しました。そのほかの日にも、練習を最後までずっと見守ってくださった奉仕者がおられました。会場に運び込む細かい荷物を、根気よく梱包しておられる奉仕者がいました。衣裳の準備に奔走してくださっている奉仕者がいました。お茶の準備をしてくださっている奉仕者がいました。そのほか、チケットを売る人、プログラムを作る人、受付の準備をする人、写真を撮る人、映像を撮る人、音に気を配る人、照明機器を操作する人、お客さんを案内する人、子どもの世話をする人、スライドを作る人、それを映す人、ポスターを貼る人、舞台にマイクや譜面台を配置する人、椅子を並べて会場を作る人、垂れ幕やツリーを準備する人、荷物を運ぶ人、片付ける人・・そして、みなさんが家族や知人に声をかけて、お客さんを集めてくださいました。どれ一つ欠けても、コンサートを開催することはできませんでした。この一致は、関わるすべての人が「イエスだけ」を見上げてはじめて成し遂げられるものです。一人ひとりの賜物を、神様が用いてくださったことを感謝します。

神があがめられるため

 「音楽の父」と呼ばれるヨハン・セバスチャン・バッハは、熱心なクリスチャンでした。彼は自分の音楽を作る目的は「神の栄光を現すことだ」と言っていました。ですから、彼が書いた楽譜の最後のところには、「S・D・G」というサインがあります。それは「SOLI DEO GLORIA」、「神にのみ栄光あれ」という意味です。この曲が神の栄光を現すものであるように、聞く人の心が神様に向くように、という願いを込めて作曲したのです。
 聖書には、「それぞれが賜物を受けているのですから、神の様々な恵みの良い管理者として、その賜物を用いて互いに仕え合いなさい。語るのであれば、神のことばにふさわしく語り、奉仕するのであれば、神が備えてくださる力によって、ふさわしく奉仕しなさい。すべてにおいて、イエス・キリストを通して神があがめられるためです。(第1ペテロ4:10-11)」とあります。神様が私たちに賜物を与えてくださったのは、イエス・キリストを通して神があがめられるためです。すべての賜物は、人々を神様に向けさせるために用いられなければなりません。クリスマスコンサート&メッセージが、訪れた人々の心が神様に向かうひと時となったことを信じ、神様に栄光をお返しいたします。

変わらない神

 クリスマスも終わり、もうすぐ大晦日です。私たちは年末になると、今年はどんな年だったかなとか、来年はどんな年にしようかな、と考えたりします。しかし神様は永遠のお方であり、神様にとっては時間の区切りなどはありません。私たちは移ろいやすく、気分が変わったり、決意が揺らいだり、また歳を取ったり、環境が変えられたりと、常に変化する者ですが、神様は、私たちがどんなに変わっても、決して変わることなく、私たちとともにずっといてくださる方です。だからこそ全面的に信頼できるお方です。そして私たちは、この変わらない方を見上げるので一致することができるのです。今年もあと少しですが、新しい年がさらに祝福されるように一致して祈りつつ、過ごして参りましょう。